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進化してる!ディーゼルエンジン

エンジンチェックランプが点灯し、
エンジンが吹き上がらない
という不具合の高所作業車をお預かりしました。

故障診断してみたところ、
コモンレールの圧力異常と表示されます。

コモンレールって?
聞き慣れない方もいらっしゃるかもしれませんが、
ディーゼルエンジンの仕組みを電子化したものです。

コモンレールシステムがこちら↓↓
進化してる!ディーゼルエンジン



コモンレールという管の中で燃料を高い圧力で保ち、
電子制御により、的確なタイミングと適量の燃料をエンジンに吹き込みます。

燃料の無駄💨をなくして、
充分な出力💪を実現し、
有害ガスやススを出さない
環境にも優しい🌿ディーゼルエンジンに進化しました。




さて、今回の修理ですが、このコモンレールの圧力が不具合である可能性がありました。

コモンレールの中の圧力が保たれないと
燃料噴射がスムーズにできず、
出力不足という不具合になる可能性は高いと予想されます。

しかしコモンレールは高額なパーツなので、安易に交換できるものではありません。

エンジンコンピュータや配線、その他関連部品に異常がないかを慎重に調べました。
他に異常が見られないため、やはり原因がコモンレールにあるという判断で
お客様に説明し、コモンレールを交換することにしました。

↓上が今まで作動していたコモンレール。下が準備した新品部品です。↓

進化してる!ディーゼルエンジン




↓こちらが取付前の状態↓

進化してる!ディーゼルエンジン





↓ 新品のコモンレールを取り付けします↓


進化してる!ディーゼルエンジン




↓ コモンレールからエンジン気筒にインジェクターを繋げるのをはじめ、
各配線、配管を繋いで完了  ↓

進化してる!ディーゼルエンジン



  
交換後はエラーコードも正常になったことを確認、
試運転してみるとエンジンの吹き上がりも良好、😃

これで問題なく走行できます👍


ディーゼルエンジンは排ガス規制の強化、環境対策により大幅に改善されています。

カーボンニュートラルという点で、現時点では難しい課題ですが、
燃費向上、環境に配慮していることはSDGsなエンジンと言えます。

当社はこのように、自動車を整備することでSDGsに貢献したいと思っております。


OK
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